稲渕棚田に彼岸花を撮りに行ってきた|XF 16-55mm F2.8 R LM WR IIのテスト撮影
妻が息子を連れて実家にお泊まり! 久しぶりのひとり時間! やっほい!
ということで、隙あらば写真を撮りに行きたいぼくは、先日購入したXF 16-55mm F2.8 R LM WR IIの実力確認のために彼岸花を撮りに行ってきました。
風景写真メインで撮影することになるので、ボディは高画素機であるFUJIFILM X-E5を選択しました。

個人的にはあまり好きではないレベルのフロントヘビー具合。
本当はX-Tシリーズレベルのボディが欲しいところですが、ぼくの手持ちはX-T4で2400万画素のため、今回はお留守番です。早くX-T6出てくれ…。
でもこういうときに、X-E5のわずかなグリップが効いてきますね。実際に数時間持ち歩きましたが、運用上のストレスはそれほど感じませんでした。
ということで、ここからは作例を見ながらレンズレビューをしていきたいと思います。
稲渕棚田の作例紹介|XF 16-55mm F2.8 R LM WR IIのレビューも兼ねて

今回行ってきたのは、奈良県にある稲渕棚田という場所です。
棚田の畦道に咲く彼岸花が有名ということですが、先に言っておくとちょっと時期が早すぎて、ほんの少ししか咲いていませんでした。
ぼくの訪問日は2026年9月20日なので、今年は10月前半くらいが見頃なのかなと思います。
さらに天気はあいにくの曇り。条件としてはあまりよろしくないですが、のどかな田園風景はズームレンズの実力を測るにはぴったりの被写体です。
風景×曇天ということで、今回は写真のほとんどをVelviaで撮ってきました。

駐車場からすぐのところに、ぽつんと2輪の彼岸花が咲いていました。
彼岸花は雄蕊が立体的でピントを合わせる箇所が難しいので、多少絞って撮る方が綺麗に写ります。
この写真はF5.6まで絞り、広角端の16mmで撮影しました。
広々とした原っぱにぽつんと咲く赤が映えていい感じです。
ちなみに、同じ光景をPROVIAで撮るとこんな感じ。

やっぱり曇りの風景写真は、彩度の高いVelviaが活躍します。
さて、ぼくが車を停めた駐車場から棚田までは歩いて40分ほど。
気ままにスナップしながら、のんびり向かうことにします。

見渡す限り田園が続いているので、都会から来た身としては被写体に困りません。
軽い会釈程度に頭を垂れる稲穂の並びのどこを切り取ろうかと悩みながら、ズームリングをぐりぐり回して画角を決めます。
こういった写真も彼岸花同様、ある程度絞り込んで被写界深度を深く保ちたいものです。
どうせ絞って撮るのであれば、画角を自由に決められるズームレンズがやはり風景写真には向いています。
この写真はもう少し引くと余分な人工物が写ってしまうところを、水路と土管を効果的に見せるような切り取り方ができる焦点距離にして撮影しました。

写真撮影において残念な曇り空ですが、コントラストの高い設定で広く切り取ると、空模様のグラデーションが絵になります。
コントラストを高く振ってもレンズが原因で破綻するようなことはないので、好きなフィルムシミュレーションを大胆に使えます。

軽い登山のような森林道を歩いて棚田に向かいます。
せっかくのレビューなので、実験的な写真として、空を背景に入り組んだ枝葉を撮ってみました。
撮って出しの写真ですが、いかがでしょうか。
なかなか派手にパープルフリンジが出ていますが、こんなもんかって感じもしますね。ちょっと意地悪すぎる条件なので、ひとつの参考までに貼っておきます。

もう少し歩くと、ちらほら人を見かけるようになりました。
カップルが手を繋いで歩いているのが素敵で、すかさずズームして開放でスナップ。
ボディ側の性能も相まって、非常に快適なピント合わせができました。
X-Processor 5とリニアモータ搭載レンズの組み合わせであれば、AF性能に不満を感じることはそうそうないように思います。

ということで棚田に到着しました。
本来ならこの田んぼの畦道に彼岸花が咲き誇っている様子を撮りたかったのですが、残念ながらタイミングが合わず。
よーく目を凝らして画像を拡大すると、わずかながら赤い花が写っているのが見えると思います。
これだけ小さい彼岸花でもしっかり解像して花としての形を残しているので、やはりレンズとしての性能は十分です。

本当は田んぼと彼岸花のコントラストを撮りたかったところですが、しかたがないので咲いている花をクローズアップで切り取ります。
背景に鬱蒼と茂る草葉をぼかすために、まずはF2.8開放で撮影。望遠端で寄って撮っています。
いちおう中央に咲いている花の左右に伸びた雄蕊にピントを合わせたつもりですが、ちょっとぼんやりとした描写になっているのは否めません。

こちらは背景が抜けていたので、いい塩梅のボケになるように絞って撮影。結果的にはF9まで絞っていました。
先ほどと同じく望遠端での撮影です。
これくらい絞って撮ると、やっぱりピント面は格段にシャープですね。
ただどの絞り値においても言えるのが、このレンズのボケ感はとても滑らかだということ。
どちらの写真も割合、後ボケがうるさくなりがちなシーンですが、とても好ましいボケに落ち着いています。

せっかくなのでぐっと寄って、彼岸花らしい写真も撮ってみました。
このシーンでは黒を落として撮りたかったので、PROVIAに変えています。
これだけ大きく写せていれば十分ですが、実はXF 16-55mm F2.8 R LM WR IIはまだまだ寄れます。
最大撮影倍率は0.21倍(望遠端)と非常に心強い近接性能なので、こういった花の撮影には心強いレンズです。

稲と彼岸花のコントラストという点で、この写真が今回一番気に入っている作例です。
そもそも写っている彼岸花すら満開ではないので、時期はずれなのは否めませんが、それもまた思い出ということにしておきましょう。
まとめ|稲渕棚田へ撮影に行く際の注意点
ということで、今回はXF 16-55mm F2.8 R LM WR IIのレビューをしながら、稲渕棚田で撮影した写真を見ていただきました。
大三元はこういった風景写真メインのフィールドワークで、非常に心強い味方になりますね。
ぼくは過去に同レンズの1型を使っていたこともありますが、やはり軽量化と解像感において進化を感じさせられます。
非常におすすめの一本なので、まだ持っていない方はぜひ。次のレンズポートフォリオに組み込んでみてください。
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稲渕棚田へのアクセスの注意点ですが、Googleマップの最短ルートを信じていくと詰みます。激セマの山道を通ることになるので、飛鳥駅方面からのアクセスの場合、下の画像の8分のルートで行くようにしてください。

また、現地まで車で行けばいちおう車停めはありますが、ほとんど路駐の延長線みたいな停め方になるのと、ハイシーズンだと停められないこともあるようです。
ぼくは周辺のスナップも兼ねて散策したかったので、明日香村近隣公園の無料駐車場に停めて歩きました。片道40分くらいです。
結構アップダウンが激しく、体力を使う路程になるので、ご自身のコンディションにあったルートを検討してみてください。
もう少し近い場所の無料駐車場もあるようですが、他の名所や古民家カフェなどが人気なのか、棚田には人がいないのに駐車場は結構埋まっていました。










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