2026-08-05

X-E5購入から2ヶ月経過! 家族写真を撮ってみた感想と作例振り返り|気に入っているところから不満点まで

FUJIFILM X-E5を購入してから、はや2ヶ月が経ちました。

家族写真も増えてきたので、作例を振り返りながらカメラのレビューをしていきたいと思います。

なお購入してすぐのレビューは過去の記事「FUJIFILM X-E5 レビュー|超望遠レンズを手放して小型カメラを買った理由と、ファーストインプレッション」をご確認ください。

質感は上々、お気に入りの機材であることに疑いはない

まずはカメラの質感の部分から。

実はX-E5を買ってすぐは、プラスチックパーツのチープさを残念に思っていました。

例えば端子カバーであったりシャッターボタンであったりというのが、20万円のカメラにしては安いっぽいと感じてしまったのです。

もともと堅牢性に定評のあるニコンのカメラを使っていたということもあり、そう感じてしまった点も大きいです。

ただしある意味、小型軽量を目指す上ではプラ材の使用は必須であり、堅牢性とのトレードオフにもなりますので、残念ではあるものの仕方ないなとすぐに割り切れました。

そしてそれ以上に、カメラを使い込んでいくうちに、軍艦部の質感の高さに気を取られて他のパーツが気にならなくなってきました。

手に持っていると、自然と軍艦部を撫で回しているんですよね。

それくらい、アルミの持っている冷感と直線的なデザインが心地よいです。

買ったばかりの頃は品定めするつもりで触っていたので、気になってしまっていた細かなパーツの質感も、今ではすでになにも気にならなくなりました。

基本的にはいい機材だし、お気に入りのカメラであることは間違い無しです。

AF性能は文句なし

続いて撮影性能です。

まず、基本的なオートフォーカス性能は全く問題ありません。

というより、少なくとも被写体検出については他メーカーに追いついてきていると言ってもいいレベルだと感じました。

特に明るい場所で家族写真を撮る上では非常にスムーズで、これ以上は望む必要がないところまで来ていると思います。

富士フイルムはAFが悪いという評判は、もはや昔のものになっているかもしれません。

MFレンズのカメラとしてはおすすめできない

オートフォーカスは問題ないのですが、ぼくはマニュアルフォーカスレンズも好きです。

ではMFレンズの使いやすさはどうかというと、正直扱いづらいです。

まずEVFが非常に見づらいです。

覗き窓が小さいというのは、コンパクトなカメラである以上仕方がない部分かもしれませんが、明るさと解像度も低いので、ファインダーというよりは小さい画面を一生懸命覗いている感覚です。

EVFが見づらい=目視のピント合わせが難しいということなので、MFレンズの使用には向いていません。

でもMFアシスト機能が付いているじゃないかと思うかもしれませんが、アシスト機能の操作性も扱いづらいものになっています。

ぼくはピントがあっているところを赤色に表示するピントピーキング機能を使っています。
またファンクションボタンに拡大機能も割り振っているので、どちらも併用してピント確認を行なっています。

X-E5でMFレンズを使っていて圧倒的に使いづらいのは、シャッターボタンを半押ししてもアシスト機能がオフにならないこと。

X-processor4までは、シャッター半押しにしたら赤色表示もピント拡大も解除してくれました。
こうすることで、実際の色や構図を再確認できるので、結構必須な機能です。

しかしX-processor5からはその機能がなくなってしまい、シャッターボタンを半押ししてもなにも起こらなくなってしまいました。

この辺りの操作性やカスタム性に関しては、やはり富士フイルムはちょっと弱いですね。

同じ悩みを持っている人の声をネットであまり見ないので期待薄ですが、X-processor6から仕様変更が入ることを願ってこの記事を書いています。

特にVoigtlanderのXマウントレンズは素晴らしいものが多数あるし、レンジファインダースタイルということで見た目の相性は抜群なのに、ちょっと残念なポイントでした。

シャッター音は最高! レスポンスはイマイチ

撮影面の性能的なところはその辺にして、次は撮影していてテンションが上がるかどうか。

これは結論、そんなに上がらないです。
ただし、めっちゃ手に馴染んでいて、気づいたらシャッターを切っていることが多いです。

どう意味かというと、ぼくが今まで所有していたカメラの中で、シャッターを切って一番テンションが上がったのはNikon Z6IIIなんですよね。

シャッターボタンを押した時のレスポンスがキビキビしていて、とても心地よかったんです。

ドライブモードを1コマのまま人差し指でシャッターを連打しても、指の動きと全く同時にシャッター音と振動がフィードバックとして伝わってくる感じ。

シャッターを切るたびにどんどんテンションが上がってきて、ついつい何枚も撮影してしまう感覚。

この辺りの作り込みはやっぱり、ニコンのカメラがこれまで愛されてきた理由だと思うと同時に、家電メーカーや化学メーカーには追及しきれない次元のこだわりなんだとも思います。

当然のことながら、レフ機と比べればミラーレスのシャッターフィーリングはもちろん劣るし、デジタル化すればメカとしての魅力は下がります。

そのトレードオフとして利便性が向上するわけですから、一長一短であることは十分理解する必要があります。

さて、X-E5についてはというと、非常に趣のあるシャッター音がしてぼくはとても気に入っています。

防塵防滴ではないため、パッキンが入っていないことが大きな理由だと思いますが、以前から使っているX-T4と比べても素直でクラシカルな音がします。

シャッター音だけだとめちゃくちゃいい感じなのですが、いまいちテンションがあがりきらないのはレスポンスの悪さのせいです。

大袈裟にいうと、シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまで、ちょっとラグを感じることがあります。

そのため、人差し指で連打して、テンションが爆上がりすることはあまりありません。

ただ、なんか手馴染みがいいんですよね、このカメラ。

ついつい触りたくなってしまうし、触っていたらシャッターを切ってしまう。

結局サイズ感なんだと思いますが、例えばGRにはそんな感覚はありません。

軍艦部の質感だけでもない、なにかすでに自分が使い込んだガジェットというような感覚をたった2ヶ月で感じられています。

シャッターを切ってテンションが上がるというよりは、長年連れ添った相棒として落ち着いて扱えるような、そんな感覚に早くもなっています。

画質は最高! 感度設定がミソ

ぼくにとっては4000万画素という高画素機を扱うのもはじめてだし、Xマウントの第5世代機もX-E5がはじめてでした。

なのでこれはX-E5というよりはX-Trans CMOS 5 HRセンサーに対する評価という方が近いですが、これはもう最高ですね!

大きな液晶で見るとハッとさせられるような、緻密で綺麗な写真が撮れています。

当然画素数だけでなく、富士フイルムのカラーサイエンスを含め、印象的な写真撮影を楽しめています。

もちろん明るいところでは最高の画質を味わえますが、高画素機ということで、気になるのは高感度耐性です。

買った当初は、ISO800を自分の中の限界値として、なるべく明るいレンズをつけようという結論に至っていました。

それから2ヶ月使い込んでわかったのは、全くその通りだということです(笑)
購入当時の所感に間違いはありませんでした。

今の運用方法としては、基本的にISO250に固定しています。
これはDR200設定で撮影するためです。

富士フイルムのカメラは少し特殊で、ISO感度によって設定できるダイナミックレンジのレベルが変わってきます。

X-E5の場合、ISO250でDR200になり、ISO500からDR400が使えます。ISO250未満はDR100です。
DRの数字が大きいほど、ダイナミックレンジが広くなります。

本当はDR400を使いたいのですが、ISO500になるとF1.4レンズを使った際にメカシャッター1/4000秒が追いつかないシーンが出てくるため、基本はISO250で固定しておき、暗いシーンになったらISO500にするような対応をしています。

DR400を活かすとしたら、風景写真のような絞り込んで撮影する場合が多いのかと思うので、家族写真を撮る上では今の運用方法で満足しています。

持ち運び頻度は確実に増えた

そもそもぼくがX-E5を買った理由は、小さいカメラが欲しかったから。

子供を連れた外出では、重いカメラを持ち歩くハードルがどうしても高かったので、機材を小さくするためにフルサイズ機を手放し、X-E5を購入したのです。

購入前、ぼくにはひとつの懸念がありました。

それは、いくらカメラが小さくても、結局レンズがつくなら一緒じゃないか、ということ。

つまりフルサイズであろうがAPS-Cであろうが、結局レンズが飛び出しているので、ポケットには入らないのです。

2ヶ月間X-E5を使ってみてわかったのは、その懸念は杞憂だったということです。

これは多分、気持ちの面が大きいのですが、カメラが小さくなると持ち出し頻度は確実に増えました。

肩からかけたりリュックに入れたりする気楽さが、数百グラム軽いだけでも別次元なんですよね。

特に子供を抱っこする必要がある今の時期でも、X-T4はしんどくてもX-E5くらいであれば気軽に持っていけるなと思えるようになりました。

ちなみにレンズについては、車で出かけるときはF1.4の大口径を付け、電車で出かけるときはキットレンズの23mm F2.8を付けるみたいな調整はしています。

XF 23mm F2.8 R WRも優秀なレンズではありますが、これを付けるとやっぱりGRでいいやというシーンが多くあるため、なるべくF1.4を付けたいところですね。

まとめ|早くも生活に馴染んだ相棒

ということで、細かな不満は多々ありますが、たった2ヶ月ですっかりぼくらの生活に馴染んだカメラになってしまいました。

X-E5は間違いなく神機です。迷っている方は、ぜひ購入をお勧めします。

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あるいはぜひ、レンタルからでも試してみてください。
MF軍艦として検討している方は特に、ぼくが話している不満が実用レベルかどうか踏まえた上で、購入を検討されるのがお勧めです。

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