2026-09-08

XF 400mm F4.5 R LM OIS WR発表!|富士フイルムの超望遠レンズをスペック比較

9/4にXF 400mm F4.5 R LM OIS WRが発表されました。

XF400mmF4.5 R LM OIS WR フジノンレンズ XF400mmF4.5 R LM OIS WR fujifilm-x.com

これまで富士フイルムの望遠単焦点レンズのラインナップは、XF 200mm F2 R LM OIS WRXF 500mm F5.6 R LM OIS WRの2本しかなかったので、待望の新作となります。

この記事では発表されたXF 400mm F4.5 R LM OIS WRのスペックをもとに、現行レンズと比較してどのような魅力があるのかを考察していきます(2026年9月時点)。

XF 400mm F4.5 R LM OIS WRの基本性能

まずは簡単に基本スペックの確認です。

XF400mm F4.5 R LM OIS WRは、35mm判換算609mm相当の超望遠単焦点レンズです。

開放F4.5ながら質量約1,245gと軽量で、手ブレ補正は5.5段分を実現しています。

最短撮影距離は2.75m、フィルター径はφ95mm、発売日は2026年9月18日(価格はオープン価格)です。

ちなみに、紹介するのは全て数十万円クラスのレンズになるので、購入するのはハードルが高いという場合、レンタルで試すのもおすすめです。

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現行単焦点レンズとの比較

比較①|XF 200mm F2 R LM OIS WR

現行のXマウント単焦点レンズの中で最も高価な選択肢となるのが、このXF 200mm F2 R LM OIS WRです。

フルサイズレンズでポピュラーな300mm F2.8、通称「サンニッパ」と呼ばれる望遠単焦点レンズがありますが、このレンズはフルサイズ換算約300mmレンジながら、なんと開放F2!

AFが弱いと言われる富士フイルムで、あえて野鳥を撮影しようという理由にすらなりえる、現代レンズの中でも群を抜いて評価の高いレンズです。

その分お値段も高額で、APS-Cレンズながら実勢価格は80万円程度

ただし、そのお値段の中には付属でついてくるテレコンのXF1.4X TC F2 WRも含まれているので、400mm F2.8としても使えることを加味すると、お値段なりの価値はありそうです。

XF200mmF2 R LM OIS WR フジノンレンズ XF200mmF2 R LM OIS WR fujifilm-x.com

描写面では右に出るものがいない超望遠レンズながら、テレコンを加味しても野鳥撮影には若干物足りない400mmレンジということが唯一の悩みのタネでした。

小型の野鳥撮影を主目的とする人がもし1本だけ選ぶとなった場合、新発表のXF 400mm F4.5 R LM OIS WRの方が潰しがきくシーンが多いかもしれません。

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比較②|XF 500mm F5.6 R LM OIS WR

こちらのXF 500mm F5.6 R LM OIS WRは比較的新しいレンズで、2024年12月にリリースされています。

XF 16-55mm F2.8 R LM WR IIと同じタイミングでの発表と言った方が、その新しさが伝わりやすいかもしれません。

16-55mmの2型が圧倒的な人気を博したこともあり、若干影の薄いレンズになってしまった感は否めないですが、このレンズの最大の特徴はコストパフォーマンスだと思っています。

例えばフルサイズレンズの場合、800mm F5.6の単焦点というとNikonもCanonも200万円越えのレンズになってしまいます。

一方でこのレンズはフルサイズ換算750mmではあるものの、40万円近い価格で購入できてしまうのですから、望遠単焦点を最高のコスパで楽しめると言っても過言ではありません。

XF500mmF5.6 R LM OIS WR フジノンレンズ XF500mmF5.6 R LM OIS WR fujifilm-x.com

新登場のXF 400mm F4.5 R LM OIS WRも、予想される実勢価格は40万円前後ということで、比較すると焦点距離を取るか、明るさを取るかといった選択になりそうです。

F5.6での動体撮影となるとノイズの心配はつきまとうので、撮りたい被写体に応じてどちらを選ぶのか慎重に考えるべきでしょう。

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現行ズームレンズとの比較

比較①|XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR

比較対象として真っ先に上がるズームレンズといえば、XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRです。

このクラスはどのメーカーでも論争が起きやすいレンズです。

ズームの利便性を取るか、はたまた画質と明るさを取るか。

こればっかりは正解がない問題ですが、ズームレンズ方が風景や運動会といったカジュアルシーンに対応しやすいので、一般消費者が超望遠レンズを1本だけ買うとすれば、やはりXF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRの方じゃないかと個人的には思います。

XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR fujifilm-x.com

ぼくはニコンZマウントで同クラスのレンズを愛用していましたが、100-400mmを1本持っているだけで撮影の幅がぐんと広がると感じていました。

確かに単焦点レンズの描写力には劣るかもしれませんが、撮影を楽しむ上では十分活躍するスペックのレンズです。

しかもXF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRは単焦点並みの描写力と名高い神レンズなので、どちらか1本だけ買うとなったら、基本的にはこのレンズが優先されるでしょう。

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比較②|XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR

最後に比較するのは、フルサイズ換算で約225〜900mmをカバーする超望遠ズームレンズ、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRです。

フルサイズレンズの場合、200-600mmの3倍ズームというのが一般的なため、この150-600mmはズーム倍率という面で明確なアドバンテージがあります。

4倍の高倍率ズームレンズである反面、F値は控えめとなっており、特定のフィールドでの活躍を見込んだレンズになります。

XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR フジノンレンズ XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR fujifilm-x.com

一応画角が被っているので比較対象として無視するわけにもいかなかったのですが、個人的にはXF 400mm F4.5 R LM OIS WRと比較すべきレンズではないと思っています。

前述の通り、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRはフィールドで選ぶレンズに対して、XF 400mm F4.5 R LM OIS WRは被写体で選ぶレンズだと考えるからです。

XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRは、「あの場所に、このレンズを持っていきたい!」という明確な思いがあれば、他にはない快適な撮影体験が得られるでしょう。

一方で「あの被写体を魅力的に撮りたい!」と思っているなら、やはり単焦点レンズを選び、自分がその焦点距離に合わせ込む撮影スタイルを取るべきです。

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まとめ

改めて富士フイルムXマウントの望遠レンズを見てみると、そのコスパの良さは目を見張るものがありました。

特に望遠単焦点は、フルサイズ機を使っていた頃は価格で諦めるしかなかったクラスのレンズでも、Xマウントなら十分現実的な価格に収まっていると感じます。

ぼくは今子供が小さく、なかなかフィールドワークに出かける時間が作れないでいますが、自分の時間ができたらXマウントで長物の撮影も楽しみたいですね。

その時は、XF 200mmかな…笑

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