2026-05-28

NIKKOR 100-400mm F/4.5-5.6 VR Sはとにかく素直、品のある写真が撮れる

超望遠レンズ。しかも純正。

ある意味、写真家のひとつの到達点とでも言うべきレンズでしょう。

特に動体や風景写真を撮る人にとっては、憧れのレンズであり、かつ現実的なレンズとも言えます。

似たレンジの超望遠ズームレンズにはいくつか選択肢がある中で、あえてこのレンズを選ぶ最大の魅力は、やはりその写りです。

NIKKORのSラインらしい、一切の余分を排除した素直な写り。

線は細いながら繊細というよりは、力強い描写を見せます。

色のりも非常にストレートな表現で、ニコンらしい見たままを写すことが叶えられるレンズです。

AF性能も素晴らしく、鳥や飛行機のような動体に対して瞬時に合掌してくれます。

これだけの大きなレンズ群をスムーズに動かしてピントを合わせられるのは、2本のリニアモータが高精度に動いてくれている証拠です。

Nikon Z6IIIとの組み合わせで、どんなシーンにも安心して適応可能です。

このレンズのもうひとつの特徴として、撮影体験を邪魔しない操作性があります。

まず、これだけのヘビーレンズなのに、前玉が自重落下しません。
特にロック機構がついているわけではなく、仕組みとしてそういう設計になっているとのこと。

ズームロックスイッチは、実は意外と厄介で煩わしいものです。

以前はタムロン製の150−500mmを使っていたのですが、被写体を見つけて、瞬時にズームしようとしてみたらロックがかかっている……結構ストレスでした。

また、ズームリングの回転角が小さい、ズームリングが前玉側についているなど、細かい点にも配慮されていて、はじめて使った日からしっくり馴染んで操作でき、おかげで撮影に没頭できました。

望遠倍率を考えると比較的小型ですし、手持ちでも余裕で撮影可能です。

このレンズを一言で表すとすれば、「品のあるレンズ」でしょうか。

一切我を出すことはありませんが、写っていて欲しいものは、そのまま写してくれる。
スペック表に表せないようなところまで、撮影者の気を使ってくれる。

ニコンのものづくりの気品を感じます。

Zマウントのフルサイズ機を使うのであれば、ぜひとも体験してもらいたい1本です。

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値が張る機材だからこそ、まずはレンタルで相性を確認してから購入を判断するのも一つの方法です。

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