防塵防滴の組み合わせで雨の日にスナップ|FUJIFILM X-T4 + XF 18mm F1.4 R LM WR
先日、久しぶりにひとりの時間がありました。
多分2ヶ月ぶりとか?
厳密に言えば、最近の仕事や体調不良で消耗しているぼくを気遣って、妻が息子を連れて出かけてくれたのですが。
とにかく非常にありがたい!
たまの息抜き。梅雨の真っ只中で、結構強めの雨の日でしたが、めげずにスナップしてきました。
今回使ってきた組み合わせはFUJIFILM X-T4 + XF 18mm F1.4 R LM WRで、防塵防滴の組み合わせです。

APS-Cで18mmは、フルサイズ換算で27mm。
ちょっと都合よく28mmと捉えれば、伝統のスナップ画角となります。
狭い路地で構えても被写体との距離を保つことができるので、F8くらいに絞り込んで持ち歩けば、見たままの光景を瞬時に切り取ることが可能です。
左手で傘をさしながらのスナップなので、それくらいラフなスタイルでバシャバシャ撮影できるのは気持ちのいいものです。

雨が強くなったら、アーケードのある商店街に逃げ込みます。
傘を閉じて両手が自由に使えるので、せっかくならとスローシャッターを試してみました。
X-Tシリーズ最大の特徴でもある独立式のダイヤルは、シャッター速度を調整しながら露出をマニュアルで合わせ込むのにも快適です。
普通の速度で歩いている人の動きを残像として残すには、シャッター速度を1/10秒前後にするといい感じに撮れます。
この写真は1/8秒でシャッターを切っています。
X-T4は手ぶれ補正も強力なので、こうしたシーンでも安心して使えました。

こちらは絞り開放で、ほとんど最短撮影距離にて撮っています。
撮影スキル云々は置いておいて、レンズの実力で無理やり分からせる系の写真が撮れたかなあと思います。
軒先から滴る雨水を写し撮っていますが、ビニールを伝う水紋まで写っており、厳しい条件下でも非常に解像度が高いレンズであることがよく分かります。
一応テクニック的なところとしては、1/1250秒以上にしておくとだいたいの水滴の動きは止めて撮ることができるので、F値とISOで明るさを確保して試してみてください。

雨 × 路地裏のシチュエーションだと、自然とモノクロ撮影の出番が増えてしまいます。
太陽が出ておらず、光のコントラストが表現しづらいシーンでは、彩度のコントラストを下げることで明暗差に目を向かす効果が期待できるので、一応理にかなった選択だと思ってください。
しかしそれ以上に、ACROSSが持つ艶めかしい色気とでも言いましょうか。
雨に濡れた路地を写すのにぴったりです。
湿度まで伝わるようなこの写真は、収差が抑えられたレンズならではの描写です。
アポクロマート設計のレンズに似た写りをしており、周りの空気感を残しながら、透き通った透明感のある写真に仕上がっています。
リフレクションのレイヤーが写真に複雑さを加えていて、よく観察したくなるようないい写真だなと我ながら思います。

金網越しに駅のホームをとらえた1枚。
なるべく金網を透けさせたくて開放で撮っていますが、なんとか電車の顔にピントを合わせられています。
こういうシーンではピントを手前の柵に奪われてしまうのでMFを使うわけですが、雨の中の撮影なので左手には傘が。
それでも指先でピントリングをするすると合わせられたのは、AFレンズでもピントリングの作り込みに妥協していないレンズである証拠です。
ちなみに一方の絞りリングはというと、実はやや軽すぎるというのが個人的な印象です。
今回の撮影でも意図していないF1.6写真が複数枚撮れており、開放から勝手にずれてしまっていたのだと。
絞りリングのトルクは好みの範疇ですが、少なくとも他のXFレンズ同等には仕上げて欲しかったと思います。

多少小言がこぼれましたが、まあ基本的な性能は文句なしです。
LM(リニアモータ)搭載レンズでもあるので、AF性能も非常に早くて静かです。
初期のXFレンズたちはモータ駆動音がとても大きく、気分が下がるものが多くありましたが、そのあたりはしっかり改善されており嬉しい限りです。
X-T4という旧世代機でも、この写真のとおりバッチリピントを合わせて流し撮りができました。
XFレンズの中では少々お高めの部類に入りますが、気になる方はレンタルからでもぜひ試してみてください。
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スナップしている様子をYouTubeにアップしているので、よかったら合わせてご覧ください。
レンズの詳細レビューはこちらから。








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