2026-05-30

カメラ趣味13年のぼくが、子育て中に使わないカメラの機能3選|オーバースペックに注意

ぼくはもともとカメラが趣味だったため、時には野鳥撮影やvlog撮影なんかもしていたので、それなりにハイスペックのカメラを扱ってきました。

しかしそれから子供が生まれ、徐々にそんな趣味に費やす時間も少なくなっていき、今ではハイスペックなフルサイズ機より、小型なAPS-C機の活躍が増えてきました。

生活スタイルの変化により、実は手持ちのフルサイズ機を手放そうかと考え始めている次第です。

とはいえ反対に、このブログは出産きっかけでカメラを探し始めるパパママの読者の方々も多いと思うので、この記事では子供撮影にはオーバースペックなカメラの機能をぼくなりの目線で話したいと思います。

特にカメラが高額化している昨今。

もちろん被写体によっては素晴らしい技術進化があるわけですが、子供撮影という観点で見ると必要以上に機能モリモリなカメラも増えているので、コスパよくカメラ選びをしたい方はぜひ参考にしてみてください。

1. 広いダイナミックレンジ

カメラを調べていると、「ダイナミックレンジが広い」といった評価がされているものを見たことがあるかも知れません。

写真におけるダイナミックレンジというのは、端的にいうと最も明るい部分〜最も暗い部分の幅のことです。

木漏れ日の当たる葉と木の幹を写した写真。ハイライトとシャドウの両方が潰れずに残っており、広いダイナミックレンジの例として使用。
陽の当たる葉っぱのハイライト。影になっている木の幹のシャドウ。どちらも潰れず情報が残っている。

上の写真はダイナミックレンジが比較的広い、フルサイズ機で撮影しました。

明暗差のかなり大きな写真ではありますが、最も明るい部分もその反対も、しっかり詳細が見て撮れる写真になっています。

しかしこういった明暗差のある構図で、ダイナミックレンジがより狭いカメラで撮った場合、明るい部分が見えなくなる(白飛び)か暗い部分が見えなくなる(黒潰れ)の現象が起こり得ます。

逆光の中で人物を撮影した写真。白飛びが発生しており、ダイナミックレンジが足りない場合の失敗例として使用。
逆光で人物撮影をすると白飛びする。

確かにこのダイナミックレンジ、広いに越したことはないですし、風景写真や商業用ポートレートを撮る場合には非常に重視する性能でもあります。

しかし日常写真を撮影するにあたって、このダイナミックレンジは必要でしょうか?

結論ぼくは、あまり必要ないと感じるようになりました。

室内で撮影された子供の日常写真。家の中の撮影ではさほど明暗差がないことを示す例として使用。

まず家の中で写真を撮る場合、さほど明暗差が激しいことはないと思います。
暗い方はまだしも、明るい方には限度があるでしょう。

基本的にはAPS-Cセンサーであれば十分対応可能なダイナミックレンジであり、適正露出で撮れば白飛び・黒つぶれが起きることは滅多にないでしょう。

そのため、家の中での撮影をメインに考えている人であれば、まずダイナミックレンジの広さは考えなくてもいいと思います。

では屋外ではどうかというと、これはもちろん明暗差が激しいことは日中よくあり得ますし、カメラによってはダイナミックレンジが足りないこともあると思います。

では、それでなにかに困るかというと、ぼくは困らないという結論になりました。

子供の撮影においては、画角の全てを鮮明に写したいのではなく、子供の表情さえ残っていればそれで問題ありません。

もっと言えば表情すら曖昧でも、思い出として残す価値のある写真もたくさんあります。

背景情報が残っていないことに、なんのデメリットもない。

確かにダイナミックレンジの広いカメラは、対応できる被写体やシーンに余裕が生まれますが、子供を撮影する目的ではフルサイズ機のダイナミックレンジは不要だと考えるようになりました。

そのため最近では、小型で取り回しがよいAPS-C機でばかり撮影しています。

2. 高度なAF性能

昨今のカメラの飛躍的な進化のひとつとして、オートフォーカス(AF)速度及び精度の向上があげられます。

0コンマ何秒といった世界で瞬時にピントが合い、中にはAIを搭載して被写体を認識し、ピントを追従し続けるようなカメラも珍しくなくなってきました。

ぼくみたいな素人でも、今ならこんな写真が撮れてしまう。

確かにある程度のAF性能は、あるととても便利です。

特に被写体検出機能。
人物を検出し、瞳を追いかけてくれる瞳追従AFは、動き回る子供を撮影するのにぴったりの機能です。

子供をカメラで追いかけながら撮影した写真。カメラに向かって歩いてくる息子。ピントが合い続ける被写体追従AFの実用例として使用。
息子は必ず、カメラを向けるとこっちに向かって来る。それでもピントが合い続けるのは便利。

しかしこのAF性能は、ある程度の水準さえあれば子供くらいの被写体には十分対応可能なレベルにあります。

例えばRICOH GRシリーズであれば、最新機種のGR IVまでいかなくとも、GR IIIレベルのAF性能があれば十分子供の撮影が可能です(2026年5月時点)。

またAF性能に定評のあるSONY機であれば、2世代前のプロセッサーに当たるBIONZ X搭載機種であれば、これも十分子供の追従には余裕のあるAF性能を見せてくれます。

RICOH GR IIIxで撮影した子供の写真。必要十分なAF性能で子供撮影が可能なことを示す例として使用。
GR IIIxで撮影。必要十分のAF性能。

ちなみにプロセッサーとは、デジタルデバイスにおける頭脳のことを指します。

カメラのAF性能は、このプロセッサーに大きく依存します。

デジタルカメラで言えば光を受け取ってピントのズレを計算し、ピント合わせをレンズに指示するところまでを行なっている基幹部品です。

そのためカメラのAF性能≒プロセッサーの世代と考えていいわけですが、常に最新機種を追い求める必要はないというのがぼくの意見です。

最新の進化についていけなくても、2010年以降のカメラにはそこそこのAF性能が備わっています。

自分にとっての必要十分な世代のカメラを各社見つけることができれば、中古も含めて非常にコスパよくカメラを購入することができます。

確かに最新のAF性能と聞くと、はじめてカメラを買う人にとってはとても安心感があるかも知れませんが、意外となんとかなるものです。

10年前のカメラであっても、少なくともスマホよりはずっと正確に、楽にピントが合わせられるでしょう。

ピントがはずれた子供の写真。「たまにはピントが外れてもいい」というメッセージを伝える例として使用。
たまにはピントがはずれたって、いいじゃないか。

ちなみに、AF性能はレンズに依存する面も大きくあります。

これも最新のミラーレスマウントに対応したレンズであれば、子供撮影という観点では困ることはほとんどないでしょう。

「AF速度が遅い」などといったレビューは最速のレンズと比較した上級者の意見であることが大半なので、日常写真ベースでレンズを探しているなら、気にする必要はありません。

3. 防塵防滴

これは性格的な部分もあるのですが、あえて言わせてください。

子供撮影を目的としてカメラを買う人に、防塵防滴は不要です。

降雪の中で撮影した風景写真。防塵防滴があれば雨天でも撮影できることを示す例として使用。
降雪の中でも撮影できる機材もある。

雨の日などでも気にせずに撮影ができる防塵防滴性能。
当然、ないよりはあったほうが安心です。

しかし、少し想像してみてください。

雨が降っている日に子供を連れて出かける際、わざわざカメラを持って行くでしょうか?

ぼくの場合、答えはNOです。
事実、ここで雨の日の写真を挿入しようと思っても、手元に1枚もありませんでした笑。

基本はこういう日にしかカメラを持ち出さない。

我が家の場合、そもそも雨の日に出かけることすら少ないですし、出かけたとしてもショッピングモールなどで買い物するくらい。

ショッピングモールにミラーレスカメラを肩からぶら下げて行くかというと、そんなことはまずないです。

子供が大きくなれば、傘やカッパなど、雨対策のグッズで荷物はいっぱいになるでしょうし、今後も子供を撮影する際に防塵防滴が欲しくなるシーンはなかなか考えづらいです。

強いて言えば、海やプールくらい?

あとは、これは性格的なことかも知れませんが、ぼくは例えばiPhoneを濡らすのも抵抗があります。

いくら防塵防滴とはいえ、20万円近い機材を濡らすのって、結構抵抗ありませんか?

この気持ちに共感してくれる人は、おそらく防塵防滴のカメラも濡らさずに使うはずです。

よほど明確な目的がない限り、防塵防滴は付いていたらラッキーくらいでカメラ選びをするのがいいかと思います。

2026年最新版|子育てにおすすめのコスパカメラ2選!

以上を踏まえて、本当に子育てにおすすめのコスパのいいカメラをふたつ紹介したいと思います。

子供を撮るために不要な機能が入っていない、必要最低限の機能を持ったカメラに限定して紹介します。

SONY α6400

最初に紹介するのはSONYのα6400です。

α6700が最新機種ではあるのですが(2026年5月)、さすがAFの強いソニー製。
2世代前のプロセッサーであるα6400でも十分のAF性能を誇ります。

またAPS-C機ということで、フルサイズ機と比べるとダイナミックレンジは比較的狭いですが、スマホと比べれば圧倒的に高画質で、必要十分。

唯一と言ってもいい、大きなデメリットはボディ内手ぶれ補正機能が非搭載なことです。

暗い室内で撮影する際に、手ぶれ補正は欲しい機能になるため、ここはレンズ手ぶれ補正等でカバーしたいところです。

しかし手ぶれ補正に加えて防塵防滴も付いていない分、小型軽量に作られているのは子供撮影にも嬉しいポイントです。

📦Amazonを見る SONY α6400 ボディ単体

📦Amazonを見る SONY α6400 レンズキット

📦楽天を見る

Nikon Z50II

次にNikonの最新機種(2026年5月時点)、Z50II を紹介します。

おおむねのスペックはα6400と類似の性能になっており、手ぶれ補正が搭載されていないビハインドはあるものの、必要十分なAF性能が小型軽量ボディに搭載されています。

α6400と比較して一番の強みは、現時点でのニコンの最新プロセッサーであるEXPEED7が搭載されていることです。

AF性能は前述の通りある程度のところまであれば必要十分ですが、プロセッサーの役割は画質にも影響してきます。

特にノイズ処理の性能はEXPEED7はかなり精度が高く、APS-C機でもISO6400程度までは実用範囲内で使っていけるため、手ぶれ補正機能がないビハインドをカバーしてくれます。

最新機種である分、α6400よりお高めにはなりますが、現時点でかなりコスパのいいカメラといえます。

📦Amazonを見る Nikon Z50II

📦楽天を見る

まとめ|必要十分な機能のカメラを、お得に買おう

カメラ選びをしていると、どうしてもいろんな機能を魅力に感じてしまいます。

そもそもAPS-Cでいいのか? 手ぶれ補正や防塵防滴は必要か?

いろんな性能をとりあえず付けようとすると、カメラの世界はいくらお金があっても足りません。

子供を撮影するという目的に沿って、適切なコスパのカメラを選んでみてください。

合わせて読みたい

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です